高齢者が入居できる住宅

高齢者が入居できる住宅の種類

高齢者が入居できる住宅の種類と違い

 

高齢者が入居できる住宅には、「高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃貸)」と「高齢者向け優良賃貸住宅」、「高齢者専用賃貸住宅」、「シルバーハウジング」の4種類があります。

 

高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃貸)

高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃貸)とは、高齢者の入居を拒まない賃貸住宅の事です。UR都市機構(UR賃貸)や住宅供給公社、民間企業などがありますが、基本的に貸主が都道府県知事や各都道府県の指定登録機関に登録している業者の事を言います。高齢になってからの入居先を探すときに使えます。高齢者の入居を拒まないのが特徴であり、若い人も入居しています。

 

高齢者向け優良賃貸住宅

高齢者向け優良賃貸住宅は、60歳以上の単身者か、または、配偶者か親族が60歳以上の家族とする元が出来る施設です。高齢者向け優良賃貸住宅では、国、都道府県、市区町村が建築や改良に必要な費用を補助してくれるのが特徴です。運営しているのが地方公共団体や社会福祉法人、民間企業、公団などです。

 

高齢者専用賃貸住宅

高齢者専用賃貸住宅は、高齢者円滑入居賃貸住宅(高円賃貸)の中でも特に高齢者に貸す場合に高齢者専用賃貸住宅と言います。高齢者に貸すことを念頭に置いているので設計や仕様などが一定の基準をクリアしており、バリアフリーなどになっています。運営は公団、公社、民間などが多いです。

 

シルバーハウジング

シルバーハウジングは集合住宅ですが、独立して生活することに不安を感じる高齢者が入居する施設です。自立した生活は送れる60歳以上の単身者、または、夫婦のどちらかが60歳以上の場合に利用が可能です。

 

 

以上のように高齢者が入居する住宅は、老人ホームや介護施設とは違いますが、老後の生活を考える時には、このような高齢者が入居できる住宅の種類と違いについても知っておくと選択肢が広がって良いと思います。

 


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